空間を豊かに演出する
小さな家でも広々と感じる豊かな空間をつくることは可能です。
無駄を省いたシンプルなプランの中に、吹抜けや階段、デッキなどを取り入れて、
伸びやかな家に感じれる立体的な拡がりを与えます。
吹抜けで広がりのある空間へ
建物面積が小さい場合は、天井を高く取ったり、吹き抜け部分を造ったりと、立体的な空間ボリュームを取ることによって、広く感じることが出来ます。人は平面的な大きさ以外に視覚的な広さを感じることが出来るものです。そういった視覚的な感覚にも訴えるような工夫が必要です。吹き抜けなど以外にも、天井高や建具の大きさなどを配慮することでも可能です。
大切なことは、家の大きさに応じた全体のバランスです。
吹抜け
リビングと2Fをつなぐ、南面の大きな吹抜け。
すばらしい眺望も取り入れたプラン。
平面的に小さな玄関も、吹抜けにより広がりのある空間に。 天井から吊したペンダントがより豊かな雰囲気を醸し出します
階段
リビングにゆったりと面した階段は、
生活空間に拡がりを与えます。
吹抜けとロフトへとつながるハシゴ。
広がりを邪魔しない視覚的に楽しいプラン。
梁
梁は構造材としての役目も大切ですが、
吹抜けの天井空間をより立体的に見せます。
2階部分から吹抜けをのぞむ。
構造材と壁とのコントラストが家に躍動感を与えています。
視覚的な広がりを演出
家の中と家の外を結ぶ空間、中間領域を視覚的な空間として取り入れることで、より広がりのある空間をつくることができます。具体的にはリビングから外部へ向けて一体的なデッキを造ると、外部ではあるけれどもリビングから続いて部屋の延長として使うこともでき、視覚的にも繋がって見える空間のことです。家の内部だけではなく外部も取り込んだ全体的な空間構成が大切です。また『端から端を見通せる部分』をつくることが、狭い家にはとても有効です。
デッキ
リビングから続くデッキ。一体感を持たせ、大きな空間ができました。デッキはヒノキに自然系塗料を塗布しています。上部はバーゴラにして、解放感を大切にしています。
デッキ部分を大きく造ったプラン。テーブルを置いて屋外で食事もできます。家と庭が心地よくつながった、使い勝手のよいスペースです。(リフォーム)
開口部の工夫
ダイニングからテラスまで全体を一直線に見通せるプラン。天井部分は大きく梁を見せて、広がりと落ち着いた感じを表現しています。
階段との間仕切り壁に大きなRX(固定)ガラスを入れることで、部屋も階段も明るく広く感じます。